小金井市で「ヨーロッパ野菜」を栽培する庭田さんを取材させて頂きました。
こんにちは!
share pizzaオーナーの有隅です。
「ヨーロッパ野菜」というのを耳にしたことがありますか?
今回、
小金井市で「ヨーロッパ野菜」を中心に栽培されている庭田さんを取材させて頂きました。
庭田さんとは朝市でお会いした際、
スーパーではあまり見かけない野菜を販売してらっしゃったことでお話させて頂き、庭田農園に訪問させて頂けることになりました。
この記事では、
「ヨーロッパ野菜って何だろう?」という疑問を持って庭田さんを取材させて頂いた内容をご紹介いたします。
ヨーロッパ野菜って何??
ヨーロッパ野菜とは、
主にヨーロッパで生産され、日本では輸入品として市場に出回る野菜のことです。
ヨーロッパの食卓にはよく並ぶ食材で
日本では珍しいと感じる野菜もありますが、
ズッキーニなど、ここ数年で日本での栽培が
増えた野菜もあったりします。
庭田さんは5年前にお父様から引き継ぐ形で就農し、徐々にヨーロッパ野菜の割合を増やしていきました。
庭田さんがヨーロッパ野菜に目を付けたのは、
ここ数年でヨーロッパ野菜需要が高まったからだそうです。
イタリアンやフレンチのレストランで
本格的なヨーロッパの郷土料理を提供したい
と考える料理人が増え、
「輸入コストを気にせず鮮度の高い
国産のヨーロッパ野菜を手に入れたい」
というニーズに応える形でヨーロッパ野菜を
栽培する農家の方が徐々に増えてきているそうです。
さいたま市では
農業と商業のコラボによる農業の活性化を目指し
「さいたまヨーロッパ野菜研究会」
を2013年に発足しヨーロッパ野菜の普及を進めています。
庭田農園のヨーロッパ野菜!
フェンネル
フェンネルは地中海料理には欠かせないハーブです。
葉も茎もそれぞれ料理に使うことができ、香りづけや魚の臭みを消すことができる魚との相性がピッタリのハーブです。
ケール
ケールは主に地中海沿岸で栽培されるスーパーフードとしても知られる栄養素のバランスが非常に良い野菜です。
キャベツやブロッコリーの原種で、サラダなどの生食での使用の他、青汁の原料としても使用されています。
サボイキャベツ
サボイキャベツはフランスのサボイ地方で栽培されていたことからこの名前で呼ばれています。
イタリアンやフレンチのレシピではよく見かけるヨーロッパでは比較的身近に食べたれている野菜です。
庭田さんは他に、
トレビスというヨーロッパやアフリカが原産の赤紫色のキク科野菜や、イタリアンで重宝されるイタリアントマトなども栽培されていました。
最後に
ヨーロッパ野菜を中心に栽培されている庭田さんのお話を伺い、
「小金井市でこんな珍しい野菜が
生産されているんだ!」
ととても興味深く感じたのと同時に
需要の流れを読んで他の農園では作らない野菜を栽培し、
価格競争を避けて農園を経営している話を聞くことができ大変学びの多い時間を過ごすことができました。
そしてピッツェリアを営む私にとって、
ヨーロッパ野菜を身近に感じることができ
小金井市で出店できたことをとても嬉しく思いました。
今後、ヨーロッパ野菜を使用した
メニューの開発ができたらと考えております。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!